大塚家具の親子対立から株価は長期下落トレンド

大塚家具(8186)の経営を巡り創業者の大塚勝久前会長と、長女の大塚久美子社長が対立。2015年度株主総会で大塚久美子社長側が多数を得た、あれから1年以上が経ったいま新たな展開が見え始めている。

株主総会、訴訟と創業者の大塚勝久氏と長女の大塚久美子社長の対決が終了してから株式市場では、大塚勝久氏が保有する大塚家具株が市場で売却されていることが、しばしば話題になった。マーケット関係者の間では「創業者が完全に追い出されるように経営から撤退、資産として保有する株券を換金している。」との見方であった。

大塚家具レオスキャピタル

大塚家具の創業者が株券を市場で売り続け

5%ルール大量保有報告書によると、大塚勝久氏と共同保有者の大塚千代子氏名義の株式保有比率が増加する時期もあった。下記は2015年8月17日提出分で発行済み株数の17.92%→19.95%に増えていることがわかる。
http://stock.blogmura.com/beginnerstock/ranking.html

5%ルール大量保有報告書 大塚家具(8186)-大塚勝久(創業者)
平成27年8月17日受付
発行会社:大塚家具(8186)
提出者:大塚勝久(創業者)
共同保有者
大塚勝久
大塚千代子
3,871,212株 17.92%→19.95%
保有目的:創業者であり、安定株主として株式を保有しております。

http://stockholder.top/archives/52112987.html
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その後は方針が変わったのか、創業者の保有株を市場で売却していることがわかった。2015年9月28日提出分では保有株比率が18.88%→17.88%へと減少していることがわかる。

5%ルール大量保有報告書 大塚家具(8186)-大塚勝久(創業者)
平成27年9月28日受付
発行会社:大塚家具(8186)
提出者:大塚勝久(創業者)
共同保有者
大塚勝久
大塚千代子
3,468,212株 18.88%→17.88%
保有目的:創業者であり、安定株主として株式を保有しております。
http://stockholder.top/archives/52116598.html


創業者が保有株を売却する流れは続き、2015年8月に19.95%あった保有株比率は16.77%→15.67%→10.48%→10.18%→7.16%→6.81%と減少の一途。(注)(途中の経過は省略しています)

5%ルール大量保有報告書 大塚家具(8186)-大塚勝久(創業者)
平成27年11月13日受付
発行会社:大塚家具(8186)
提出者:大塚勝久(創業者)
共同保有者
大塚勝久
大塚千代子
3,039,012株 16.77%→15.67%
保有目的:創業者であり、安定株主として株式を保有しております。

http://stockholder.top/archives/52120313.html


5%ルール大量保有報告書 大塚家具(8186)-大塚勝久(発行会社の創業者)
平成28年3月30日受付
発行会社:大塚家具(8186)
提出者:大塚勝久(発行会社の創業者)
共同保有者
大塚勝久
大塚千代子
1,975,212株 10.48%→10.18%
保有目的:創業者であり、安定株主として株式を保有しております

http://stockholder.top/archives/52134419.html

  

2016年6月6日に提出された最新資料では、大塚勝久(創業者)の保有株数1,321,212株、保有株比率は7.16%→6.81%にまで減少している。約1年間で250万株近い株式を売却したことになる。

5%ルールというだけに保有株比率が5%以下になったら、この資料の追跡はできなくなる。これまでの流れで観測すると、おそらく大塚勝久氏は保有株を全て売却する可能性があると見ても良いだろう。少量の株式を保有していても経営には何ら関わることはないだろうから影響はなしと考えられる。

5%ルール大量保有報告書 大塚家具(8186)-大塚勝久(創業者)
平成28年6月6日受付
発行会社:大塚家具(8186)
提出者:大塚勝久(創業者)
共同保有者
大塚勝久
大塚千代子
1,321,212株 7.16%→6.81%
保有目的:創業者であり、安定株主として株式を保有しております。

http://stockholder.top/archives/52139431.html

大塚家具株価チャート 創業者が株券売却

創業者が株を売り、ファンドが底値を拾う

5%ルール大量保有報告書 大塚家具(8186)-レオス・キャピタルワークス
平成28年6月6日受付
発行会社:大塚家具(8186)
提出者:レオス・キャピタルワークス
983,900株 -%→5.07%
保有目的:「投資一任契約」及び「投資信託委託契約」に基づく純投資

http://stockholder.top/archives/52139512.html

「理」と「情」の狭間 大塚家具から考えるコーポレートガバナンス


こうした一連の流れから大塚創業者が大量の株式を市場で売却したことによって、株価は長い期間下落した。そして登場したのがレオス・キャピタルワークスが2016年6月6日に提出した5%ルール大量保有報告書にて大量取得したことを明らかにした。

「捨てる神あれば、拾う神あり」、投資の基本として「安く買って、高く売る」、大塚家具お家騒動を投資ファンドは虎視眈々と投資好機として株を仕込みに入った。過去の例からレオス・キャピタルワークスが一度、5%を超える株主に名を連ねた場合、さらに継続して株を買い続ける傾向がある。

実例に学ぶ経営戦略 あの企業のお家騒動


企業のお家騒動といえば、クックパッド(2193)も株主に不利益をもたらした。
クックパッド株価下落は創業者と経営者の対立が原因、時価総額1536億円が吹き飛ぶ

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